Talk Session 01(page1) (2005)

Talk Session 01(page1) (2005)
Swingwings: それでは、早速ですが、今回のG5Proejctをやることになったきっかけを教えてください。
Godspeed: まずこの企画の構想を練り始めたのが今年の頭くらいでした。
同人音楽を始めて以来色んな人と知り合うことが出来たんですが、その代わりギタリスト同士の交流の機会が段々少なくなってきてしまったので、昔みたいにギタリスト同士で意見、音の聞かせ合いをしたいなと思ったのがきっかけですね。
Swingwings: このProjectの話を聞いたとき、a2cさんはいかがでしたか?
a2c: 僕の場合は、ここ最近他の人とのコラボレーションが多くて、純粋に自分の音だけで完結させる作品が少なかったので、自分を見つめ直すという意味で非常に有意義な企画だと思いました。
Godspeed: 有意義と言われるとこう非常にむずがゆいというか照れくさいものがありますが。(笑
最初に企画書みたいなものを書いた時にテーマというか目標を三つ考えたんですよ。
Swingwings: 目標を3つ?
Godspeed: ええ。「最低の価格」「最高の演奏」「最高の装丁」です。
最初のは言わずもがなって感じですがとにかくより多くの人に聴いてもらいたい、ということです。二つ目の演奏については出来る範囲で、という条件付きで。(笑
三つ目の装丁に関しては、多少原価が上がろうが見た目も最高なものに仕上げようという方針ですね。
Swingwings: その目標は達成できましたか?
Godspeed: 恐らく…。装丁については実際にCDが完成して手元に届くまでなんとも言えませんけどね。
この目標の下で各々が一番作りたいものを作って、ギターを弾くことの楽しみを感じられたら最高だな、と。
a2c: 価格に関しては間違いなく安いですよね(笑)一般のプロギタリストのインストCDでこの収録内容だったら倍以上の値段になりますよね。
Swingwings: それでは、今回のG5Projectに参加しているギタリストの紹介をお願いします。
Godspeed: a2cさんのことは実はa2cさんがMintJamに加入する前から注目してまして
昨年頭の撃墜王決定戦でご一緒させてもらって以来一方的に尊敬させてもらってます。
a2c: 実は僕もごっさんの事はMintJam結成以前から知ってたりするわけですが(笑
Godspeed: な、なんですと。
a2c: muzieで見つけました(笑)
Godspeed: a2cさんの魅力はなんと言っても一音一音の表現力の強さですね。こんなに美しくエレキギターを弾ける人間は中々いないと僕は思います。
音作りにも並々ならぬ拘りを見せる方で、毎度そのギターの音色の美しさにもうっとりさせられます。そんなわけで今回真っ先に誘ったのがa2cさんです。
a2c: なんかそこまで言われると段々申し訳なくなって来ます(笑
Godspeed: 次はd-sukeさんですね。d-sukeさんは僕が初めてインターネット上で知り合ったギタリストです。99年くらいにB’zのファンサイトの掲示板で意気投合しました。(笑
a2c: なんと、意外なところで(笑
Godspeed: 今思えばあそこも一種の出会い系でした。
a2c: 出会っちゃいましたか。
Godspeed: サイトを開設したのもd-sukeさんの影響だったりします。彼がいなかったらもしかしたら今頃ギターをやめていたかもしれません。
d-sukeさんの魅力は曲、フレージングの豊かさですね。今回のRiverでも奇抜なフレーズをしっかり盛り込んでくれてます。
Swingwings: ありがとうございます。それでは、Godspeedさんの紹介をa2cさんからお願いします。
a2c: 僕がGodspeed君(ごっさん)の存在を最初に知ったのはインディーズmp3サイト「muzie」上でした。色んなアマチュアギタリストがこぞってmuzieでインストを発表してた時期があって、そんな中でごっさんを見つけました。
他のギタリストと明らかに違ってた部分は、テクニックはもちろん、曲自体の構成力ですね。僕はスウィープやタッピングは苦手であまりやらないので、それを積極的に、且つ自然に曲に織り込むあたりがすごくいやらしく聴こえました(何
直接やりとりをするようになったのは撃墜王決定戦がきっかけですね。
それまでは「あぁ、俺より若いのに、世の中には凄い人もいるもんだなぁ」って眺めてるだけでした(笑
Godspeed: きょ、恐縮です。
Godspeed: さて、続いてニケさん行きましょう!ニケさんも結構昔からの知り合いです。一時期ちょっと疎遠になってたんですが知らぬ間にめっちゃ上手くなってて一体どんな精神と時の部屋に入っていたのかと問い詰めたいところです。
ギタリストとしての性格はタイトに弾くというよりは一音一音に微妙なニュアンスを持たせるタイプで、聴いてて「渋いな~」と思います。今回のWishful ThinkingはDAW環境を整えて初めて作った曲らしいんですが、そんなことは微塵も感じさせない素晴らしい曲に仕上げてくれました。
a2c: 素晴らしいですね。僕がDAW環境を整えてから初めて作った曲なんて目も当てられませんよ。
Godspeed: またまたそんな。(何
Godspeed: さて、では最後のメンバーTakajiiさんの紹介に参りましょう。
a2c: お、ついに。
Godspeed: Takajiiさんは一言で表現するなら「ヒーロー」です。多分muzieに楽曲を登録したことのあるギタリスト全員が同じ気持ちなんじゃないかと。(笑
聴いてて思わず笑いがこぼれてしまうほど爽快なギターを弾く方です。
a2c: 確かなテクニックとアイデアと表現力を兼ね備えた方ですね。
次は、「アルバム楽曲紹介」前編です。

【注釈】装丁:
CDのジャケット、帯、バックインレイなどのデザインのこと。撃墜王決定戦:
昨今人気の低迷や誤認識の多いHR/HMというジャンルの正しい認識を広めるとともに、投票によって楽曲に第三者の評価を下すことで、その製作者の意識と技術の上昇をも目的としたイベント。
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muzie:
日本最大級のインディーズ&アマチュア音楽コミュニティーサイト。
Godspeed、a2cや、G5参加メンバーの多くが利用させていただいています。
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